cheese's babies documentary
いよいよcheeseに出産の兆候が見え始めました
初めての出産にcheeseも私達も不安で一杯でしたが、それ以上に感動も待っていました
出産までのドキュメント記録です
premama diary 出産ドキュメンタリ cheese&babies(1w-2w) babies(3w-4w) babies(5w-6w) babies(7w-8w)
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20079.30 21:00 出産の兆候があった為3時間ごとに起きて様子を見る事に。
現在体温は37.6度。
cheeseをお産ハウスに入れ、早めに就寝しあとに備える。
10.100:00 体温37.8度。
とくに変化なし。水を飲ませ寝かせる。1:30 ハウスから出たいとガリガリ騒ぐのでおしっこさせてまた寝かせる。 3:00 体温が36.8度に下がる。
いよいよ24時間以内に出産が始まる。あとは陣痛が来るのを待つのみ。でも明日の夜中3時までかと思うと先は長い…。
栄養補給に水で薄めた子犬用ミルクをあげる。6:00 体温37.2度。
フードをパピー用に替え栄養補給。1.5倍の量に増やしてあげる。
食欲はいつもどおり旺盛。8:00 体温37.7度。
何の変化もないので散歩に行く。
おしっこの回数が増えウンチがやわやわになっていた。11:00 体温37.5度。
とくに変わった様子は無くいつもどおり寝ている。
2日間泊って見てくれたブリーダーさんが札幌へ戻る。
これ以上ない産婆さんが来てくれていたのに残念。
こればかりは仕方ないけれど。14:00 体温36.9度。
出産直前は38度台まで上がると聞いていたがまた下がり始める。
10.219:00
〜
5:00体温が36.9〜37.5度の間をいったりきたりでなかなか上がらない。
cheeseはグッスリ寝ている。
赤ちゃんが下りてくるようおなかをマッサージしながら一緒に寝る。9:00 全く生まれてくる気配が無いので自転車で軽く走り刺激を与える。
3回目の交配で妊娠したなら64日目だが最初の交配なら66日目になる。陰部は大分膨らんできたけど念のため病院で見てもらうことにする。
13:00 病院でエコーとレントゲン写真を撮る。
エコーで心音が3つしか確認できず1匹の安否が不明。重なって見えないだけかもしれないと言われたが心配だ。
写真で胎児がまだ産道まで下がって来ていない事が判明。
胎児が大きくなりすぎている訳では無いのでもう1日待ってみる事に。出来れば普通分娩で産ませてあげたい。18:30 体温37.2度。
散歩で軽く走り帰って来ると床におしりを擦り付ける仕草をする。
陰部を見ると粘性のおりものが出ていた。
いよいよ本当に今夜かもしれない。
出張中のyuuに帰ってきてもらい2人体制で臨む。19:00 ハァハァしながらトイレを出たり入ったりしだす。ソワソワして家の中を走り回っている。
一度だけクンクン泣きながらトイレをカリカリとした。これが巣作りなのかな。
うるさい位あとを追ってくっついてくる。不安な様子。20:30 震えが始まり更に息づかいが荒くなる。
いよいよ陣痛が始まったようだ。
体温を測ってみると37.2度。結局最後まで低いままだった。21:25 陰部から膜に包まれた緑色の小さな袋が出ている。
マリモようかんのような感じと聞いていたが本当だった。
cheeseが自分でかじって破る。中から黄色い液が飛び出た。21:55 激しい震えと息づかいが続く。ゲップとよだれも出ている。
子犬用ミルクとササミの燻製をあげて栄養補給。
気休めにブリーダーさんにもらった酸素を与えてみる。22:20 破水する。 22:55 更に息が荒くなり辛そう。産箱とトイレを行ったり来たりしている。
でもなかなかいきみ始めないのでブリーダーさんに相談のTEL。肛門の下を強くつまんで刺激してみてと言われやってみるがやはりいきまない。
長丁場になりそうなので仮眠をとる。
10.31:00 破水して2時間以上経つがまだいきまないので心配になり再度ブリーダーさんにTEL。
気分転換にフードとミルクを少量あげてみる。こんな時でも食欲は旺盛。さすがビーグル。1:30 肛門の下がもこっと膨らんできた。仔犬が産道に入った証拠らしい。
産箱に入れるが出て来てベビー用の箱で巣作りしいきみだす。
捕まえて産箱へ戻すがうまくタイミングが合わずいきみを逃す。2:00 陣痛(震え)の間隔が短くなりさっき食べたフードを全部吐く。
どうしても産箱から出たがるので中にバスタオルを入れて部屋を暗くしてあげると落ち着いて横になった。2:20 横座りしたままいきみ始めついに羊膜が見えてきた。数回いきんだところでするっと出てきた。
6時間でようやく1匹目誕生。
あたふたしている内にcheeseが自分で羊膜を破りへその緒も噛み切り胎盤も全部食べてしまった。
舐めまわしているcheeseから子犬をとりあげタオルでこする。
cheeseは産箱に戻りひたすら巣作りをしていた。長女 211g
白が多めの一番おデブさん。
cheeseがへその緒を噛み切って短くしてくれたので根元だけ縛る。
タオルでこするもなかなか鳴かず力を入れてこすり続けるとようやくキューキューと声を出した。
口の羊水を出すため逆さまにして振るが怖くて強く出来ず。声も出ているので数回でやめる。
濡れている箇所がなくなるまでこすり続け落ち着いたところでオッパイをふくませてみる。
口をあけて乳首を入れてあげると上手に吸った。3:00 最初の子で手間取っているうちに再度陣痛が始まり震えだす。
長女をベビー箱に移しホットシートの上で暖める。
今度は横に寝たままいきみ、2匹目誕生。
1匹目から40分と思ったより早い間隔だった。
cheeseも慣れたのか最初よりスムーズな出産だった。次女 176g
真っ黒くろすけ、顔も背中にも白色がない
今回はcheeseに舐められる前に取り上げる。
羊膜を手で破り適当な所で一度へその緒を切りおとし胎盤と共に捨てる。
へそ根元から1cmのところを縛りそこから2cm残し切る。
やはり羊水がうまく出せない。口で吸ってあげると良いそうだがさすがにその勇気は出なかった…。
cheeseはまた必死に巣作りしていた。
体が乾いたのでおっぱいを飲ませる。この子も上手に吸えた。3:45 慣れてきて時間が空いたので少し休む。cheeseも横になって休む。
しばらくしてまた震えだし陣痛再開。45分後、今回はおしっこポーズでいきんだので後ろに出てきた。3匹目誕生。
cheeseもすぐ取り上げられるのが分かったようで舐めて離さない。
cheeseが届かないよう立ってへその緒を縛る。三女 171g
一番ビーグルらしい色合いで綺麗にブレーズも入っている。
今回は羊膜を破った後すぐ逆さまにした為簡単に羊水を吐き出し鳴いた。意外とたくさん出てびっくり。
一番元気な子で声も大きくてキーキー鳴いている。
おっぱいの吸い付きも一番強かった。
3匹目となるとかなり手馴れてきて体を拭くのも上手になった。
4:10 25分後、またいきみ出し4匹目を出産。
羊膜の色が今までと違う。羊水も濁っている。すぐ破るが動かない。
血の気がなく白い。口を開けてみると舌が喉まで落ちていた。
タオルでこすり続けたが動かなかった。
死産。唯一のオスだった。176g。産箱を綺麗にしてcheeseとベビー達を一緒に入れる。
cheeseはひっくり返るほどベビー達を舐めまわしオッパイをあげ始めた。
9時間に及ぶ長時間の出産がようやく終わった。
時計は朝5時を回っていた。出産を終えて・・ cheeseは予想以上の母性を見せベビーから離れません。
誰に教わった訳でもないのに上手に出産できた事に本能の素晴らしさをあらためて感じました。
そして素人の私達がここまで出来たのも、夜中まで電話で付き合ってくれたumino先生、スタッフのyokoさんのおかげです。
本当に感謝しています。
残念ながら死産だった長男。その姿は目に焼きついており一生忘れられないと思います。
他のベビー達はとても元気で無事産まれてきたことが奇跡のように感じます。
長時間頑張ってくれたcheeseにも本当に感謝の一言です。
お疲れ様。
大変貴重な経験をしました。本当に感動しました。
これから大切な命を大事に育てていきます。
cheese&babies diary へ続く
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